三菱UFJ銀行が『国債市場特別参加者』の資格返上!?マイナス金利の影響がこんなところまで波及!

三菱UFJ銀行が返上を検討している、『国債市場特別参加者』の資格って何?

 

2016年6月、三菱UFJ銀行が「国債市場特別参加者」の資格を国に返上することを検討しているという、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
国債市場特別参加者制度とは、財務省が指定した銀行や証券会社だけと、国際などの直接取引を行う制度のことをいいます。
指定された金融機関は、国債を安定消化させるために、一定の引き受け義務を負います。その分、国際市場特別参加者会合などで情報収集したり、意見開示ができるなどの特典もあり、現在では外資系金融機関も含めて、22社が指定されています。

 

『国債市場特別参加者』の資格返上を決断した背景にある、マイナス金利導入

 

では、三菱UFJ銀行は何故、「国債市場特別参加者」の資格返上を決めたのでしょうか。
その背景には、マイナス金利の導入があります。
マイナス金利の導入により、金融機関は国債を保有し続けることで、損失が発生する可能性が高まっています。
ですが、「国債市場特別参加者」の資格を持っていれば、経済状況の変化を忖度されることなく、国から国債を購入する義務を負わされます。
現在は、日銀が市場から国債を大量に購入しているので、「国際市場特別参加者」資格者である指定金融機関は、国から買った国債を日銀に転売するという方法で、何とか利ザヤを稼いでいます。
ですが、その状態がいつまでも続くとは思えませんし、マイナス金利が続く限り、満期まで保有すると利子を払う事態に陥りかねないことから、三菱UFJ銀行は「株主の理解を得られない」と判断したと予想されます。

 

三菱UFJ銀行の動きを受けて、今後考えられる展開とは?

 

現在のところ、三菱UFJ銀行の動きに追従する金融機関はないようです。
ですが、マイナス金利がいつまで続くかわからない状況であること、国が予定していた国債の販売先が失われたことで、今後の国債の安定消化にも影響が及ぶ可能性があります。
三菱UFJ銀行の系列である、三菱UFJモルガン・スタンレー証券や、モルガン・スタンレーMUFG証券は資格を維持するとみられるが、今後の動向にも注目していく必要があるでしょう。

 

 

 

 

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