多重債務とは

多重債務とは、消費者金融やクレジットカード会社など複数の借り入れ先からお金を借りたものの、返済のキャパシティーを超えて返済不能になっている状態を指します。
取立てから逃れるためにさらに借金を重ねることになり、さらに事態は悪化してしまいます。

 

従来は昭和58年に公布・施行された貸金業の規制等に関する法律、通称『貸金業規正法』をもとに運営されていましたが、多重債務者問題が表面化したことで、平成15年、平成18年に改正され、名称も正式に『貸金業法』となりました。

 

利息制限法では、元本が10万円未満の場合は年利20パーセント、10万円以上100万円未満の場合は年利18パーセント、100万円以上は年利15パーセントを上限として定めていて、これを超える利息分は向こうとしています。
ただし、登録した貸金業者が行なう『みなし弁済』では条件を満たせば出資法を超えない範囲である年利29・2パーセント(うるう年は29.28パーセント)まで認められるため、多くの貸金業者では刑事罰に問われない29.2パーセントの金利を採用していました。

 

これが利息制限法の上限金利は超えているけれども出資法には違反せず、従って刑事罰には問われない『グレーゾーン金利』と呼ばれるもので、多重債務者をますます苦しめる原因となりました。
しかし、最高裁判所第二小法廷での平成18年1月18日判決により、このみなし弁済が認められることは無くなり、請求によりグレーゾーン金利分を過払い金として返還が認められるケースがほとんどです。

 

グレーゾーン金利が適用されていた人にはその分の支払いが戻ってくることになり、返済額の大幅減額、あるいは借金自体が無くなるというケースもあって、多重債務者にとって朗報だと言えます。
それでも多重債務により返済が厳しい場合には、債務整理しかありません。

 

特定調停、自己破産、任意整理、個人民事再生の4つの方法があります。
お困りの方は一度、法テラス(日本司法支援センター)に相談してみることをおすすめします。

 

なお、現在では貸金業規正法の43条に記載されたみなし弁済は廃止され、出資法の上限金利も平成22年に20.0パーセントに改正されました。

 

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