年金運用で5兆円の赤字とはどういうこと?私たちの年金はどのように運用されているのか?

年金の運用が5年ぶりに赤字に!その金額はなんと5兆円!

 

日本の公的年金は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用しています。
2015年度の運用結果が発表されたのですが、5兆円台前半の運用損失が出ていることがわかりました。
年度を通じて赤字になるのは、2010年度以来、5年ぶりのことです。
2015年度の赤字が膨らんだ要因には、年初からの円高・株安の影響により、補修している国内外の債券や、国内債券以外の株式資産が目減りしたことがあげられます。

 

公的年金はどのように運用されているの?

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、厚生労働大臣から寄託を受け、信託銀行や投資顧問会社といった運用受託機関を通じて、あるいは独自に、金融市場で資産運用をしています。
長期的なリスク水準を抑制することを目的に、債券や株式など、複数の資産に分散投資しているのです。
その投資先は国内だけでなく、海外資産も多くあります。

 

公的年金を運用するGRIPが求められることは?

 

運用損益が5兆円を超えるという部分だけを見ると、とてもセンセーショナルです。
ですが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用総額は、約150兆円といわれています。
そう考えると、現在の世界的な金融市場の動向をみると、それほど大きな問題とはいえません。
それより問題視しなければならないおことは、アベノミクスが年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を株高を誘導することに使ったという事実です。
これは、2014年10月に、それまで約15%だった国内株式運用の割合を、25%に変更したことによります。
その後はしばらく、日本株が上がったので、株式投資により利益が出た人が多いように、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も運用成績をあげることができました。
ですが、それをずっと維持できるわけではありません。それが、2015年度の運用損益につながったのです。
その点を踏まえて、今後年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がどのような資産運用をするのか、十分に検討してくれることを期待したいところです。

 

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