マイナス金利が導入されてどう変わった?2月の最新金融動向

日銀の思惑とは逆に円高・株安に進むきっかけとなったマイナス金利

 

そもそも日銀は、マイナス金利を導入し、金融機関が当座預金として預けている余剰金を企業や個人に貸し付けたり、投資することで、円安・株高の市場を実現することを目指していました。
ですが実際には、一度は円安に振れたモノの、現在は円高に逆戻りしています。
これは、マイナス金利の導入が金融機関の収益を犠牲にしているため様々な弊害が予想されること、不安定な中国経済や原油安に対する危機感がぬぐえないことから、リスク回避として円買いが起こりやすくなっていること、ドル安が圧力になっていることが背景にあります。
それは、円高・株安という、日銀の思惑とは反対の動きを加速させているのです。

 

ゆうちょ銀行は国際組み入れの投信を発売中止に!

 

マイナス金利を導入したことで、長期金利が急落したことを受け、2016年2月15日にゆうちょ銀行と日本郵便は、三井住友信託銀行や野村ホールディングスとの合弁会社であるJP投信で設定・運用を計画していた投資信託商品である「JP日米国債ファンド」を、発売中止にすると発表しました。
「JP日米国債ファンド」は、日本とアメリカの国債を半分ずつ組み入れて運用する商品だったため、こうした決断に至ったのです。

 

個人の定期預金や住宅ローンの金利引き下げの動きが加速

 

そして、個人向けの金融商品にもマイナス金利導入の影響が出始めています。
まず、個人の普通預金や定期預金の金利引き下げです。現時点では、銀行に預金している分には、資産が目減りすることはありませんが、金利がつかないとなると運用面ではメリットがなくなります。
一方で、銀行の住宅ローンの金利が引き下げになったり、HONDAのように新車購入のローンの金利を0%にする企業が出始め、借り換えを検討することで、家計が助かるという側面もあります。
とはいえ、マイナス金利導入により、銀行や保険会社の収益力が弱まるが、別な形で影響を及ぼす可能性が高いので、今後の動きに注目する必要があります。

 

 

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