日本と欧州で起こったマイナス金利政策の違いとは?

いち早く導入された、欧州のマイナス金利政策とは?

 

日本に先駆けて、欧州中央銀行(ECB)が2014年にマイナス金利を導入しました。
普通はお金を貸した人が利息を得て、借りた人が利息を払うものです。
ですが、マイナス金利が導入されると、お金を貸す人が利息を支払い、借りた人が利息を得ることになるのです。
ECBがマイナス金利を導入した背景には、ユーロ圏の物価がなかなか上がらず、民間銀行が貸し渋りを行っていたことがありました。
そのため、欧州は「政策」としてマイナス金利導入に踏み切ることで、民間銀行が貸し出しに積極的になることで、インフレ率の低下を防ごうとしたのです。
そして、マイナス金利が導入された後で、国債購入による両手緩和が実施されています。

 

日本のマイナス金利政策は、欧州のものとどう違うの?

 

では、日本のマイナス金利は欧州のものとどう違うのでしょうか。
それは、日本はます量的・質的緩和を行ってから、マイナス金利を導入していることです。
日本政府の国債借り入れの増額はすでに限界に近付いており、これ以上購入量が増えると、市場で国債が足りなくなり、日銀が国債を購入できないという事態が起きかねません。
そんな閉塞した状況から脱却するために、マイナス金利を導入し、為替レートを円安に導き、株価を押し上げることを目指しました。
ですが、為替や株価への効果は、思ったようにあがっていないのが現状です。

 

マイナス金利の導入は、今後世界経済にどう影響すると考えられるのか

 

日銀のマイナス金利導入について、一部海外メディアでは、円安が世界経済に悪影響を与えることへの懸念をニュースにしています。
これをきっかけに、世界で通貨戦争が起こる可能性が指摘されているのです。
このまま世界経済の回復が芳しくない状態が続けば、日本だけでなく、中国の中央銀行も通過緩和に踏み出す可能性があり、自国の通貨価値を引き下げる国が増えれば、世界経済がますます不確実なものになりかねません。
こうした視点で、世界から注目されていることを、理解しておく必要があるでしょう。

 

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