2016年、なぜ今円高ドル安になっているのか?

どんな時に円高ドル安になるの?しくみを理解しておこう

 

円高ドル安とは、円の価値がドルに対して高くなっていることをいいます。
1$の飲み物を例に考えると、それまでは購入するためには日本円で110円が必要だったのに、100円で買えるようになることを円高というのです。
円高ドル安になると、輸入関連産業は儲かりますが、輸出関連産業は損をすることになります。

 

2016年、5年ぶりに円高ドル安になった背景にあるもの

 

2015年12月16日、アメリカのFRBは、9年半ぶりに利上げに踏み切りました。
しかし、FOMCが利上げを決定した後、ドルは主要通貨に対して下落したのです。
この背景には、市場はFOMCの予想に疑問を持っているからに他なりません。
これは、相当長い期間ドル高が続き、その動きが早いものになっている状況では、連続的な利上げに応じた堅調な景気回復は成り立たないと、市場が感じているからです。
そうして迎えた2016年2月、日本ではマイナス金利政策が導入されました。
それが、円高ドル安につながったと考えられます。

 

円高ドル安が日本経済に与える影響とは?

 

円高ドル安が続くと、輸出企業に悪影響が及びます。
日本のGDPにおける輸出業の割合は15%とされていますが、実際には下請け企業が部品の製造などを請け負っているので、影響する数は多いのです。
円高ドル安になることで、原材料は安く仕入れることができるようになりますが、人件費やその他の経費、売値を考えると、円高は輸出業にとって死活問題になりえることがわかります。
企業はコスト削減のため、工場を海外につくる動きが加速します。
それは、国内雇用を減らすことになり、日本の失業率を上げることにつながりますから、失業手当や生活保護など政府支出が増えることになります。
それは、良い影響とはいえません。
今後の日本経済をどうしていくのか、長期的な視点にたった議論が望まれる時期がきているといえそうです。

 

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