カードローンの審査に通過できない!その原因と対策方法を教えます!
いつでも手軽にお金を借りることができ、困った時に備えて一枚持っておくと便利なカードローンですが、なかなか審査に通らないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
審査に落ちてしまうのには必ず理由がありますが、その理由というのは本人に通知されないため、なぜ審査に落ちたのか疑問が残るままで終わるケースも少なくありません。
しかし、原因が分からないままでは、何の対策もとることもできず、お金が必要なのに借入をすることもできません。
そこで、今回はカードローンの審査に通らない3つの原因とそれに対する対策法を併せて解説します。
ブラックリストに登録されていると一発アウト!金融事故には要注意!
ローンの審査では年収や勤続年数などの様々な項目を総合的に勘案して融資の可否を決めますが、「ブラックリスト」に登録されていると、申請した項目に特段の問題がなかったとしても審査に通過することができなくなります。
日本にはCIC、JICC、JBAという3つの個人信用情報機関があり、ここには個人の氏名や年齢、性別、住所などの基本的な属性情報の他に、ローンやクレジットカードの保有状況や返済履歴といった信用情報が登録されています。
ここに加盟している金融機関は利用状況などの情報を提供して互いに共有することができ、審査の際には必ずここに照会を行い、申込者の信用情報をチェックしています。
信用情報についてさらに詳しく知りたい方はコチラ
信用情報の中には、破産や債務整理などの金融事故と呼ばれる事象も登録されており、審査ではこうした事故が発生していないかを重点的に見ているのです。
また、延滞も厳しくチェックされており、1、2回程度の数日間の延滞であれば事故にはなりませんが、短期間に何度も返済遅延を繰り返したり、長期間に渡る延滞をしてしまうと金融事故とみなされるでしょう。
以下が金融事故として登録される事由の一覧です。
- 3ヶ月を超える長期延滞
- 債務整理(特定調停、任意整理、個人再生、自己破産)
- 強制解約
- 代位弁済
- 携帯電話端末料金の滞納
「ブラックリスト」に載るというのは、この事故情報が登録されている状態のことであり、ブラックリスト入りしてしまうと信用能力がないと判断され、審査に通ることは不可能となります。
更に、事故原因を解消できたとしても、一度ブラックリストに登録されてしまうとその記録は何年も残ります。
事故原因によって登録期間は異なりますが、事故情報が消えるまでの5〜10年という長期間にわたって、ローンはもちろんクレジットカードを作ることも難しくなるので、ブラックリスト入りには十分に気をつけましょう。
日頃から自分の借入に関することはきちんと把握し、確実に返済を行うことが何よりの対処法です。
審査に通らない方は信用情報の確認を!詳しくはコチラ
また、個人信用情報機関にはローンの申込み情報も登録されます。
「何社も申し込んでおけば、一つくらい審査に通るだろう」と短期間に複数のローンに申し込んでしまう方もいますが、実はこの多重申込みも審査に通りにくくなる要因の一つです。
当然、他のローンを多数申し込んでいるという事実は、黙っていても審査の際に金融機関にはバレてしまうので、確実に1社ずつ申込みをするようにしましょう。
多重申し込みについてさらに詳しく知りたい方はこちら♪
総量規制の上限額を超えている!そんな時は銀行カードローンの検討を!
既に他の業者で借入をしていて、追加で別の借入の申込みをする場合、総量規制に注意しなければなりません。
総量規制は貸金業法で定められている規則であり、貸金業社である消費者金融や信販会社に適用されます。
総量規制とは、貸金業社からの総借入残高が年収の3分の1以上を超えてはいけないという法律です。
消費者金融からの借入はもちろん、クレジットカードのキャッシング取引も対象になります。
例えば、年収300万円の人が貸金業社で借入可能な金額は総額で100万円となるので、既に60万円の借入がある場合は、残りは最大でも40万円しか借りることができません。
50万円のローンを新たに申込みをしたとしても審査に落ちてしまうか、減額になってしまうでしょう。
もっと知りたい!総量規制についてはコチラ
しかし、総量規制が原因でローンの審査に落ちてしまったからといって、もう打つ手がないというわけではありません。
総量規制は貸金業法に基づいて営業を行なっている貸金業社に適用されますが、貸金業者に含まれない銀行の借入は総量規制の対象にはなりません。
そのため、年収の3分の1を超えていたとしても、銀行であれば審査次第ではカードローンで借入を行うことができます。
ただし、年収の3分の1を大きく超えた借入は、返済に支障をきたすと判断されてしまう可能性は大きいので、基本的には総量規制の有無に関わらず借入は難しいと考えておく方が良いでしょう。
銀行カードローンについて詳しく知りたい方はコチラ
収入や勤務年数が審査基準を満たしていない可能性も!ただし、虚偽の申告は厳禁です!
審査に落ちてしまう3つ目の原因は、その商品の審査基準を満たしていないということが考えられます。
どの金融機関においても明確な審査基準というのは公表されていませんが、やはり重視をしているのは「返済能力があるか」ということです。
返済能力を判断する主な指標となるのは、年収や勤続年数です。
ローンの申込み要件には「安定した収入があること」という項目が挙げられていますが、申込者本人が働いて給与所得や事業所得を安定して得ていなければ、審査に通ることは難しいでしょう。
たとえ臨時収入で前年度の年収が一時的に増えたとしても、働いていなければ安定した収入があるとはいえません。
また、短期間に何度も転職を繰り返している方や、働き始めて1ヶ月など勤務実績の少ない方も、今後の見通しが不透明とみなされ、お金を借りることができない可能性は大きいでしょう。
継続してきちんと働いて一定の収入を得ており、この人は最後まで完済できると判断できれば、借入は十分可能です。
ただし、お金を借りたいがあまり、年収や勤務形態を偽って申告した場合、審査に通る可能性が低くなりますので、虚偽の申請は絶対にやめましょう。
勤務して間もないという方は、可能であれば数ヶ月ほど申込み時期をずらして、ある程度の勤続実績ができてから申込みをしてみると良いでしょう。
審査に通らないのには理由がある!原因を突き止めて対策を!
金融事故や総量規制に引っかかってしまうなど、カードローンの審査に落ちてしまうのには必ず理由があります。
まずは、今回解説した原因の中に自分が該当するものがないか、一つずつ当てはめて考えてみましょう。
今まで審査に通らないとお悩みだった方も、原因をある程度突き止めることができれば、それに見合う対策法を見つけることができます。
あわせて読みたい関連記事はこちら

キャッシング大全3大人気コンテンツ
![]() |
![]() |
![]() |